学校外の勉強時間
日本経済新聞 2016年1月29日(金)
学校外の勉強時間増加
高校生初の増加 小学生は最長
この見出しを見たときは、塾が大変なんだなと思ったのですが
そうではなさそうです。
どうやら宿題のようです・・・
どうも、脱ゆとり教育ということで、宿題が増えているとの事。
このグラフをみるとわかるように、
2001年ごろは学習時間が少ないです。
確かに、我が家の子どもが「ゆとり教育」で
アホかと思うおかしな教育をやっていたのを思い出します。
まあ、その結果、アホな子が増えて
慌てて、ゆとり教育から撤退したわけですが・・・
なんせお役所というところは、足元しか見ない。
2007年から始まった「全国学力・学習状況調査」で
先生たちばかりか、各都道府県の教育委員会もまずいと思ったのでしょうね。
しかし、この記事の後半部分のほうが興味深い。
他者依存型の世界
【お金持ちになるには学校の勉強が役に立つ】
小学生 57.8% 中学生 60.7% 高校生 66.8%
前回の調査より10ポイント増加
【いい大学を出ると幸せになれる】
5割から8割を占める
調査にかかわった先生によると
ゆとり教育のほかに、少子化による受験勉強の鈍化と指摘
最近の増加傾向については
学校の主導の側面が大きく、
子どもたちが自ら学びたいと
思もえるように質を強化する必要がある
しかし、どうなんでしょうか・・・・
学校教育よりも親の考えのほうが強いのでは
ちょうど子供たちの親の世代
1980年代から1990年はバブル時代
その後、今の親たちは小学校中学校時代
ちょうどバブルがはじけ混沌とした時代に育っています。
そして
今の親たちの親の時代に戻っているのです。
「お金持ちになるには、勉強していい大学を出る」
これは、まさに私の時代です。
私の親の時代は、戦争直後で勉強できなかった。
しかし、当時勉強した人たちは出世できた。
お金があったから、良い大学に行けた神話がありました。
なので、私の親は勉強勉強と言っていました(周りもそうでした)
しかし、私の子どもたちの小学校中学校時代は、
バブルがはじけても、ベンキャー企業の若手が
学歴無くても、バンバン出てきて良い大学神話はありませんでした。
が、今になってどんな企業でも先が見えない時代。
そうなれば、当然、確実な路線を目指しますよね。
というか、子ども本人が小学校時代からそんな明確な考えなど持っていません。
親からの洗脳でしょうから、いかに、常日頃から洗脳しているかがわかります。
「子どもたちが自ら学びたいと思えるように質を強化」大切です。
しかし、学校も当然この考えは大切で、必要なのでそうなってほしいですが、
もっと大切なのは、
親がしっかりとした考え方を持たないといけないということです。
我々おとなに当てはめると
給料は待っていたらもらえるではなく、お金は自ら稼ぐです。
子どもの勉強も同じです。
先生に教えてもらうではなく、自ら勉強することが大切です。
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