避難○○の意味
今週は、梅雨の大雨で
各地で被害が続出しています。
私の住んでいる広島でも、
防災メールが鳴りっぱなしという、、、。
よく見ると、避難にも、
勧告、指示、命令があります。
この際なので、調べてみました。
「避難勧告」は、
災害による被害が発生する恐れのある場合に発令されるもので、
強制力はありませんが、対象地域の住民に安全な場所への避難を促します。
個人の判断に任されるという事です。
「避難指示」は、
被害の危険が切迫したときに発令されるもので、
「避難勧告」より状況がさらに悪化した場合や、
人的被害が出る危険性が非常に高まった場合に発令されます。
なので、
「避難指示」が発令された場合は直ちに避難する必要があります。
が、強制力はないので、最終的には自己判断。
発令された地域の住人が避難しなかったとしても、
罰則などは規定されていません。
「避難命令」は、
当該区域に居住・滞在している全ての人間は避難しなければならない
強制力を持った命令で、従わない場合は身柄を拘束の上での
強制避難や、罰則が科せられることもあります。
ということなのですが、
日本には「避難命令」という制度はなく、
警戒区域への立入りに罰則がある「警戒区域指定」が該当します。
「避難準備情報」
「避難勧告」や「避難指示」が発令されることが予想される場合、
身体障害者や老人、子供といった災害弱者を早期に避難させるために
「避難準備情報」が発令される場合もあります。
言葉では、こんな感じなのですが、
実際に、大雨の時に避難命令が出ても、
その時には、すでに遅し、、、
動くに動けないのも現実問題。
常日頃から、天気予報などもこまめに見て、
自分自身のことは、自分自身で守りましょう。
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